日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

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自助の精神で地方創生を

我国経済の再生は即ち地方経済の再生がなければ成就しないと思います。何しろ本社が東京にある大手上場一部企業は今日の厳しい経済事情の中でも安倍首相の呼び掛けに対応して毎年給料を上げています。一方中小企業の多い地方はなかなか給料が上らず、故に消費も増えずで、元気がありません。

そこで先日地方を再生する事に責任を持つ「地方創生担当大臣」だった盟友の石破茂氏を北九州に呼んで講演をして貰いました。それも一時間物を四ヶ所で。氏と私は昭和六十一年(一九八六年)初当選の同期で私より十才年少ですが、私が落選を経験して道草を食っている間に氏は着々と政界で地歩を固め、今では押しも押されぬ我国の指導者の一人になっていることは御承知の通りです。

肩書が人を作るの言の通り、地方創生にかける氏の話は熱気溢れるもので聴衆は一言一句聞き漏らすまいと誠に熱心な雰囲気でした。氏の論議は人口動態の増減が大いに当該地域の繁栄と衰退に関与する事を現実の例と数字を示しながら進められました。北九州は重工業の街でかっては鉄鋼業を中心に関連の化学、機械、電気工業に多くの労働機会があり、九州各県から若者が職を求めて集まって来ていました。人口も一時は百万を超えていましたが、前記の工業が縮小して雇用機会が減少し、若者の定住が少なくなり、更にはかっての元気の良い働き手も年金受給者になったり、鬼籍に入った人もいたりして氏の言の通り活力が弱まる街に北九州はなっています。

ではどうすればふる里は元気を取り戻せるのか。氏は先ずは市民が英智を絞って他所のまねでない北九州色を生み出せと説きます。その為には他にない市の特長を一つでも多く見つけてそれを活用する事から挑戦せよとの託宣でした。つまり自助の精神を磨けと言う事が結論でした。

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国会最終日の攻防

今日は国会の最終日(十四日)、終り良ければ全て良しで衆参両院とも円滑に閉会となるべき所でしたがどうもそうは行きそうもありません。このままですと真夜中迄与野党の攻防が続きそうです。

実は衆議院では重要な対決法案(年金改正、IR俗に言うカジノ、TPP)が既に通過し、参議院にいったので後はゆっくりと言う筈でしたが、事態は簡単ではありません。与党は委員会での審議が終れば本会議での採決を行い多数決論理で事は決すべしと考えています。しかし野党はそれでは納得しません。特にIR法案は対決色が強く与党内でも反対者がいて、衆議院では反対の意を示し本会議場を退席する議員も出ました。参議院では採決を円滑にすべく与党は修正案を提出し、野党はここでも反対はしましたが賛成多数でIR法案は成立し、再度衆議院に返されて修正法案を通すことになります。

これからのスケジュールは与党は先ず会期延長案を提出し、野党が時間延ばしで抗っても対応出来るように手を打ちます。そこで野党は次から次に首相を初め大臣や委員長の不信任決議案を提出してIR修正案の採決を遅らせる作戦です。しかしこの手段も限りがありますから何時か賛否を問う事になります。最終的には与党賛成多数で修正案は成立となります。

今私はこの攻防の真只中にいて事の成行きを見守りながらペンを走らせています。まるで国会の実況中継よろしくですね。民主主義の手続きとして側から見るとエネルギーのムダ使いのようと思われるかもしれませんが最後は多数決に行く迄の骨折りなのです。

私はIR法には賛成票を投じました。出来る事ならIRの場所は観光振興の為に沖縄で、外国人に限定して開放と考えます。私の周りにもIR反対の人は可成り存在しますが。

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