日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

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政府は「信無くば立たず」の精神で

中旬から二週間我国の海外援助調査と今回新たに一つ、二〇二五年の大阪万博誘致活動の為にアフリカ四ヶ国を訪ねました。その間我国では国内政治に色々な事件が生じましたので視察を短縮して日本に戻って来ました。

「絶対権力は絶対腐敗する」という言があります。この言葉は政治の片隅に身を置く私にとり誠に重いものがあります。実際盤石の強さで永久政権かと思われて来た自民党が政権を失った一九九三年と二〇〇九年に衆議院に身を置き、歴史の貴重な体験を私はしました。

一九九三年、自民党は内部分裂から結党以来享受して来た単独過半数を失い、三十八年間保持した政権から下野しました。その一年後自社さ連立政権の成立で政権の一隅に戻りましたが、主役は村山首相率いる社会党でした。

その後政権復帰した自民党でしたが二〇〇九年の自民党対民主党二大政党による対決選挙で我党は完敗し、民主党は過半数を上回る三〇八議席を取りました。この選挙で私は三度目の敗戦を喫しましたが、その争点は政権交代への賛否が中心争点で、具体的な政策論争は希薄でした。それが証拠には民主党が政権運営をしたその後の期間は「空白の三年」と言われます。

我党は近年にもこの様な政権失墜の経験があります。現在我党への批判が増大する中、的確な政策実行は当然の事であり、それにも増して党への信頼回復が必要です。その為には政府は正直に説明責任を果たす事です。

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母校の甲子園出場と平和の重要性

毎夏この時期になると私達が忘れてはならない日本の行事があります。八月六日の広島そして八月九日の長崎における原爆記念の日です。又丁度この頃若人の血を滾らせる甲子園の高校野球があります。更には八月十五日の敗戦の日です。先の大戦に関する前記の三つの日は毎年これらを迎えるに当り絶対に戦争をしてはならない決意を私は新たにします。

実は我母校福岡県立東筑高校が二十一年の苦節の後今夏甲子園に出場しました。母校自慢ですが県下でも高位の受験校で、知らぬ人の居ない俳優の故高倉健先輩や元オリックス監督でイチローの育ての親の故仰木彬先輩、後輩では芥川賞作家の平野啓一郎氏の出身校、後輩が甲子園に出場したお蔭でマスコミが文武両道の名門校(私が言っているのではありません)と喧伝してくれています。

残念ながら母校は初日八日の第二試合で敗れてしまいました。熱狂的な高校野球ファンの私は万難を排して球場に出掛け生憎の強い雨での試合中断を物ともせず、全身ズブ濡れになりながら最後迄応援しました。

戦争により高校球児の夏の祭典が行われなかった年が昭和十七年から四年間ありました。炎天下の球児の活躍も平和あっての事です。これからも毎夏の甲子園大会が必ず開催される世界を維持する努力に尽力を投入しなければなりません。この点で先日少し心配な報道に接しました。十八才の青年に八月十五日が何の日か尋ねた所二割弱の人しか敗戦の日と答えられなかったそうです。又七十有余年前に我国が戦争をしていた事を知らない輩もいたそうです。歴史を学んでこそ将来の理想へ向かって進めます。歴史教育、必要です。

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