日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

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正月早々アフリカへ平和の議論に

国際奉仕団体の招待で国際大会参加の為正月早々今年も又私はアフリカを訪ねました。大陸の西海岸にあるセネガルで、行きに一日、帰りに一日、そして現地に二日滞在の強行軍でした。

マッキー・サルセネガル大統領が主賓で、アフリカ二十ヶ国の国会議長と議員そして他に数ヶ国の政治家が参加し、平和構築への努力について議員が個人の資格で自らの意見を発表しました。その後分科会に分れてより具体的にテーマを絞り議論を交わせ、最終総会で全員賛同する決議をしました。

私自身も意見発表の機会を与えられ、僅か七分の時間内で、私とアフリカの出会い、その後四十五年間を通して目の当りにしたアフリカの変化、そしてこれから日本が対アフリカでこの大陸の発展の為に如何なる関与をすべきかについて発言しました。

アフリカは我国に比べ確かに発展が遅れています。と言っても都市に居る限り、日本に居るのと差違はなく何の不便も感じませんが地方に出掛けると未だ電気はなくトイレも無く、マラリアに対応し、飲むに適さない水を活用しなければならない、日々の生活に不便不衛生を覚悟する場面に出くわします。

先ずは日常生活で十分に食べられ、子供達は学校に行き、大人は働く機会があり、男女に差別がなく、俗に言うインフラ、つまり私達にとり当り前の電気、ガス、上下水道が完備するこの現実があって初めて平和な日が訪れます。未だアフリカ全体ではこの状態は遠いのです。ましてここそこで紛争があり、日々の平和も覚束ない地域があります。今回の大会が平和への一歩にでもなったならとしみじみ私は思いました。

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ピョンチャンオリンピックの開会式

四年に一度の冬季オリンピックが韓国のピョンチャンで開幕しました。幸運にも私は日韓議員連盟の一員として招かれ、日本から与野党十五人の超党派で開会式に参加しました。

ピョンチャンは韓国の最北江原道(道は日本で言う県と同じ)にあり、北朝鮮に接しています。開会式の始まる夜八時には零下二十度を覚悟すべしとのお達しでしたから、私達は超極暖(・・・)の下着を着、カイロを体中に貼り、厚い靴下の上から南極にでも行けそうな防寒靴と、頭からすっぽり覆える目出し帽を被り、最後に羽毛入りロングコートの出立ちで、お互い同志何とも滑稽な姿を揶揄し合いました。

ここでもスポーツと政治は分離出来そうもなく、スタジアム中央の貴賓席には我国の安倍首相、米国のペンス副大統領、そして注目の北朝鮮金正恩主席の妹の金与正女史が遠くに見え、主人である文在寅韓国大統領と親しく交流する場面がありましたが、金女史には日本側も米国側も近付いてはいませんでした。寒い大気の中でも熱い火花でお互い牽制し合ったのでしょうか。

開会式の印象は寒さは別にして韓国自慢の光の祭典の雰囲気でした。何しろかっては我国の大手の電器会社が鎬を削り世界の市場でメイド・イン・ジャパンが席巻していましたが今ではメイド・イン・コリアのサムスンやLGがこれに取って換わっています。この実力を象徴するかのように光の技術を駆使し、同時に伝統芸術をも表現して誠に華麗で豪華な二時間余の夢の催しでした。

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