日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

1592019/08

投票率低下の参院の選挙について

参院選挙も終り本格的な夏の到来です。しかし三年毎の参院選挙になると思うのですがどうして、特にこの所温暖化現象で更に暑くなる夏に選挙を行うように決められたのか、私は候補者ではありませんから彼等程には運動量がないのは確かですが、当事者、特に比例区の候補者にとりまさに全[酷]区です。

今回の参院選挙では我党は六年前の六十七議席獲得のような大勝利は出来ませんでしたが、単独でも五十七議席を得、連立を組む公明党の十四議席を加えると二党での現有議席との合計で一四一席となり優に過半数を超え、意を通じると期待される維新及び無所属を加えると憲法改正発議に必要な議席数三分の二に至る迄になっています。かって衆参ねじれ国会で政府が苦労したことなど全く昔日の感です。

確かに安倍政権にとり政権運営は支障なしですが、それよりもっと大切、基本である国民参加の民主主義への参加、即ち有権者の投票率には大きな問題が生じています。投票率低落の傾向はこの所続いていますが、特に参院選挙においてこの点は著しいのです。参院の選挙区は例えば福岡県では衆院の十一選挙区を束ねた大きさです。地理的な広さは勿論ですが、思うに参議院議員と選挙民の接点が本当に少なく、又全国比例区では全国に組織があれば候補者本人の人品骨柄は直接知らなくてもこの組織を通し情報を得る事も出来るし、自らの生活と利害関係も生じ、支援する動機もあるでしょう。しかし一般に組織や党に対して好嫌はあっても候補者本人への興味が投票動向を左右する事はありません。

今一つ参院の問題は人口比の低い県での二県合区による代表者の減数です。これも又重要な点ですから、今一度参議院議員の選出に関し、参院で自主的に民主的合理的選挙方法を議論すべきではないでしょうか。

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国民の今の関心は日韓問題

国会も終り地元に戻って挨拶回りを炎暑の中行っています。これを称して「田の草取り」とも茶化すかの如く言われますが、良い実りを得る為(選挙で勝つ)には必要欠くべからざる事です。支援者を訪ね欠礼を詫びると、次の会話は必ずと言って良い程日韓関係の今後の話になります。それも訪問先から話題が始められるのですから今日の国民一般の興味がここにあるのだと確信させられます。

政治への関心の中心は先ずは自らの日々の生活に関する事です。選挙の焦点が示すように、年金、医療、介護であり税金、子育て、教育です。それが今日外交問題が第一の話題ですから世間は変化しています。

外交は票にならないと良く言います。そのせいもあってか私が得意のこの分野を話しても普段は一方的で相手は聞きおく態度です。しかしこの所の日韓問題はむしろ相手方から話が始まるのです。本当に皆さんが隣国との良ろしくない関係を憂慮していると感じます。

明治以後、朝鮮半島に存した当時の李王朝に対する我国の態度は一言で言えば上から目線、強者が弱者に対する、まさにそれであった事は否定出来ません。この折に受けた屈辱、損傷を被害国である韓国はずっと持って来て、今日に至るも加害国たる日本に有形無形での償いと反省を主張して来ています。

かっての従軍慰安婦、更にはいわゆる徴用工問題が只今は又両国間の対立の大きな問題です。我国は前者でも既に朴政権の折に全て解決と思っていたし、後者では問題がある時はお互い委員を送って話し合う規則を一九六五年に結んでいるのです。残念ながら韓国の文政権はどちらにも聞く耳を持たずです。

思うに韓国は政権が交替すると以前の国家間の約束も「それは昔の政権の事」と考えるのでしょう。これが続けば我国も韓国を信頼出来なくなります。私は韓国との友好に大いに汗を流す国会議員の一人ですが進退極まりつつあります。

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