日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

1692020/01

平和の一年を求める旅

明けましておめでとうございます。新しい御代令和が開かれて二年目を迎えました。平成の三十年余、曲りなりにも日本は平和の下で時が移りました。しかし外を見れば、常時何処かで内戦や国家間の紛争がこの間止むことなく続いています。令和の時代こそ国内外でも平和が享受されることを心の底から願いましょう。非力な私も政治家としてこの一事を求め、今年も世界に眼を向け活動して行く決意を新たにしています。

以前にもお伝えした通り私は二年に一度、太平洋戦争における我国の戦争の跡地を訪ね、そこで亡くなった日本のみならず相手国の兵士達と現地の犠牲者を弔う旅をしています。昨年は夏に計画していましたが機会を逸したので師走の多忙を遣り繰りして、あのインパール作戦の地を訪ねました。彼の地に飛行機で降り立つと管制塔に標高七七四メートルの文字が見え、道理で思ったより凌ぎ易い十七、八度の気候で、周囲は山に囲まれた盆地の中にある百万の人口のインド・マニプル州の州都です。

早速四輪駆動車を借り切って当市郊外の通称レッドクリフ(赤い崖)という戦跡に向いました。この地はインパールから十キロ程離れた農村地帯にある百五十メートルの丘で、赤茶けた土質がここそこに露出した地形です。土の色が赤いからこの名前が付いたのかと思ったら実はここに塹壕を掘り、日本軍が立て籠もり、玉砕して地面が鮮血で染まったのでこの名が生まれた由。只々瞑目して兵士達の御魂の安からん事を祈りました。

昨年十二月十五日に実は安倍首相はインド訪問を計画し、この地に日・イ両国で新設した平和記念館のテープカットに来る予定でしたが延期となり、奇しくも私が先に訪ねました。首相も私同様いつかここを訪ね、平和の重みを嚙みしめる事と信じます。

本年が平和な一年であります様に。

1702020/01

正月早々又々アフリカへ

皆さんには良いお正月を迎えられた事と思います。私はと言うと松の内も明けないうちにアフリカ訪問、今回は南アフリカ、マダガスカル、モザンビーク、エチオピア、エリトリアを十日で回る強行軍です。

この目的は先ず第一に昨夏に開かれたTICADⅦ(東京アフリカ開発国際会議、実は東京ではなく横浜で開催)参加国と我国の更なる関係強化の為の議員外交の旅です。第二は今春行われるWIPO(世界知的所有権機関)事務局長選任選挙に立候補する日本人代表の支援選挙運動です。第三は時あたかもモザンビーク共和国大統領の二期目就任の式が行われるに当たり不肖私めが我国政府を代表してこの式に参列する為です。と言っても私にとっては国の代表ですから誠に光栄ですが、彼の国にとっては軽輩の私の参列は面白くないのかもしれません。

ここ十年余り、私はアフリカ諸国を毎夏国会閉会の時期に訪ねることを実行して来ています。昨夏はTICAD開催の関係で自らに課しているこの任務を遂行出来ませんでしたから、年始の多忙を遣り繰りして今日アフリカの地に居ます。これからの国々が多く存するアフリカですが世界で生ずる様々の事件、事象に大なり小なりの影響を受けています。昨冬にコップ二十五と言う国際的環境会議が開かれました。この所気象の異常がアフリカでも避ける事は出来ず、アフリカ東部のモザンビークやマダガスカルでは、未曾有のハリケーンの襲来で多大の傷跡があります。又今も尚貧困問題は切実で、これから生ずる教育の不徹底や、衛生、医療環境の劣悪が随所に見られ前途多難です。

この様な現実の中で支援に頑張る我国の誇り、青年海外協力隊の若者達への激励も勿論忘れず、旅を続けています。

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