日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

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モザンビーク大統領就任式へ

一月十日から十八日迄アフリカ五ヶ国を足早に回って来ました。南アフリカから始まってマダガスカル、モザンビーク、エチオピア、エリトリアの順で訪ねました。それぞれの国でそれぞれの課題について見聞をし、各々の国の指導者達と意見交換をしてこの国々の将来に対する我国の支援を話し合いました。

私の五ヶ国訪問で今回特筆すべきは、矢張りモザンビーク大統領就任式典への政府代表としての参列でしょうか。ルワンダ、ザンビア、タンザニア等からは大統領自身が、又かっての植民地時代の宗主国たるポルトガルからは首相が参列していました。勿論他のアフリカ諸国も高官を差し向けていましたし、欧州や北米の国々も代表を送っていました。

本来なら我国も首相は無理でも外務大臣位は行くべきだったかもしれません。しかし今回は力不足の私に白羽の矢が立ちました。謙遜も良いけれど、一方でアフリカ問題なら私だとの自負もありますから、私はためらうことなく代表と言う大役を務めました。

二期目の就任となるニュシ大統領は短軀ですがガッチリした体格、エネルギー一杯に一時間の演説を、日除けがあるとは言いながら三十五度以上の炎天下で汗だくで行いました。演説の中味はアレやコレやで総花的、焦点の定まらないものでしたが、何から何までこれからの国ですからそれも致し方無いでしょう。

私が一つ注文したかったのは国造りにおける優先順位第一である国の治安の安定に踏み込んで国内外に責任を示すべきであった事です。豊富なガスの存在が明白になり、これを本にエネルギーの安定供給を計画するこの国にとり、国北部の紛争は小なりと言えども将来の不安材料です。日本もこの国のガス開発に投資もしています。先ずは何と言ってもニュシ大統領は指導力を発揮して紛争のない平和な国を目指さなければいけません。

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