日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

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コロナ対応成功例に学んで

もうそろそろコロナ禍問題をテーマにすることもお仕舞いにと思っていましたが、とんでも無い、東京でもふる里福岡でも一日当り過去最大の感染者数を記録しています。残念ながら全国でも一日千人以上の記録更新、加えて今迄感染者を出していない優等県の岩手も遂に今日二人の感染者を出しました。

六月十九日に政府がコロナ対策緊急事態解除宣言を出してひと月余、本来なら徐々に感染者数が減少するものと期待されて来ましたが事実はこれを裏切り、全体の感染者は三万人を超え、死亡者も遂に千人を突破しました。感染者の増加に関してはPCRでコロナの陽性者、陰性者を検査するから陽性者が顕現化するのだと言う意見がありますが、身体に異常を感じる人や陽性者と接点があると疑われる人をもれる事なく陽性、陰性の検査する行為は当然です。そして陽性者と判かれば直ぐ隔離する事です。

このPCR検査の徹底を第一の政策と認め、これに必要な検査装置を何よりも早急に手に入れる事です。今こそ物造り国家日本の真価を発揮して、国の指導で装置生産に全力を投入すべきです。又輸入が必要ならこの手立ても最優先で実施すべきです。未だ有効なワクチンが生まれていない以上、コロナ陽性者を見つけ出し一般社会から離すことが一番の収束手段では無いでしょうか。コロナ禍を上手く抑えた台湾や中国はこの隔離第一主義でコロナ禍収束を成功に導いたのですから我国も大いに学ぶべきです。

両国の対応は誠に対照的で台湾は島国ですから一早く海外からの入国者を止め、以前のサーズ感染から学んだ方法とスマートフォンを通しての情報交換で感染拡散を抑え込みました。一方、中国はコロナ発生源の武漢市では警察を始め行政権力で市民の行動を完全にコントロールし、収束を得ました。

各国の手段から学び、私達は先ず自らの責任でコロナに罹患せぬ行動様式を実行しなければなりません。

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平和な八月十五日よ何時までも

八月十五日の終戦の日(私は敗戦の日と記憶し、二度と我国を戦争に導かない努力を国民一人一人が肝に銘ずる日と考えています)が近付くと毎年マスコミでは先の戦争にまつわる記事や番組が作られます。戦後七十五年、戦争に赴いた人達はほとんど鬼籍に入り、実体験した人達もその過酷な記憶が薄れて来ています。私の長姉も小学生で旧満州から命からがら母と二人の妹、そして弟と共に帰国しましたが、もうとうの昔の体験で話題にもしなくなりました。人間は忘れる生き物ですから新しい事を覚え嫌な過去は忘れて行きます。見た事聞いた事を全て保持していたらコンピューターではありませんから頭がおかしくなるでしょう。しかし戦争体験は忘れるべきではないし、後世にその悲惨、残酷を語り継いで二度と戦禍を引起させない努力をしなければなりません。

私は国政の隅に席を置く一人として戦争をしない、させない日本であらねばとの強い覚悟で政治の道を歩んで来ました。この決意を何時迄も保持する為これ迄に戦跡慰霊の旅をして来ました。パラオのペリリュー島、硫黄島、フィリピンのレイテ島、インドのインパール、ミャンマーのマンダレー、本当なら今夏はソロモン諸島のガダルカナルに行く予定でしたがコロナ禍の為に海外渡航はならずで、せめて沖縄にとは思いますが彼の地もコロナの陽性者が拡大気味でそれも無理のようです。

我国はアジアの国々を侵略し、多大の犠牲を当該諸国にもたらす過ちを犯しました。これ程に文明化された社会で生きる私達ですが戦争は抑えてきても暴れるビールスには本当に手を焼いています。余りにも平和でコロナに対する準備に欠けたのでしょうか。となると戦争は絶対ダメと言いながらその抑止の為の準備はしなければならない世界に生きる私達、人間は矛盾に満ちた生き物でもあります。

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