日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

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コロナ禍の正月を迎えて

明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。とここ迄は例年通りですが、残念ながら昨年末から世界中で拡がって来て今日に至るコロナ状の病原体ウイルスのせいで新年の挨拶も明朗な音声で言えない年明けです。

毎日米国のある大学の発表で世界中のコロナウイルス陽性者の数と死亡者数が新聞に載ります。罹患者が先日七千万人を越えたと思ったらもう八千万人に届きます。そして死亡者も二百万人に近付いて来ました。更に悪いニュースは英国ではこのウイルスが変異してどうもこれ迄以上に拡散する力が強まったとの報告があり、英国のみならず、近隣ヨーロッパ諸国は戦々恐々で、年末年始の休暇も行動制限を強く求められています。

ウイルスの猛威で前世紀の記録的な流行は第一次世界大戦後の一九二〇年に発生したスペイン風邪があります。当時世界の人口は十八~十九億人でそのうちの四分の一が罹患し、世界中に拡がったこの病気は五千万人以上の命を奪い、あの大戦が終結した原因の一つがこの病気の発生にあるとも言われています。

コロナウイルスのワクチン製造がこの病原体に対抗する大きな力となるので各国が鎬を削って一日も早い生産をと活動して来ました。既に英国、米国、ロシア、中国で生産が進み自国での使用のみならず外国で要望があれば輸出も始まっています。

残念ながら日本はこれ等の国々に追い着かず、春先に自国製のワクチンの治験が行われるようです。安倍政権の折に先ずはワクチンの調達をと言うので英国米国の製薬会社と契約をし、何とか六千万人分のワクチンを得る手立ては成立しています。一日も早いワクチン接種を私は望みますが、副作用の心配も無しとはせず消極的な人がいても当然です。ここは自己責任ですね。

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コロナ対決が最重要課題

努力の甲斐なく一昨年末から今日の間コロナ禍が減少どころか、この所の感染急速拡大で、東京を始め他十の府県で非常事態宣言を政府が出す状態です。既に我国のコロナ陽性者は三十万人、死亡者は四千人になりました。昨年二月から六月迄の政府の呼び掛けによる活動自粛の結果以後学校を中心とするクラスターは大学生から幼稚園、保育園まで耳にしません。子供達の命に関しては何とか悪いニュースはありませんが高齢者の死亡者数が増えているのが心配です。

今私達はコロナ禍の不安と、経済の縮小の二つの問題の間で苦悩しています。コロナを心配する余り経済活動を抑えれば、中小企業を中心に事業を続けて行けなくなる場面が続々と出て来ます。特に外食産業はその被害が顕著で地元の焼き鳥屋さんや居酒屋さん、つまり一杯飲みながら話もしながら仕事の疲れを癒やす店々が大変な苦境に陥っています。

又医療機関も、コロナ感染が心配だからと言うので患者さん達の受診訪問が減少し、医院、病院に足を運ぶ数が減って経営にも多大の支障をきたしているとも聞いています。先日は小児科の医師と直接会い氏の窮状に耳を傾けました。何と氏曰く昨年同時期の五割以上の収入減で勿論事業継続の為に借入れはするがそれも何時迄続けなければならないのか心配との由。こうして私自身の周りを見てもここそこで数多くの苦労話を聞かされます。

コロナの拡散を防ぐ為、政府は人の動きを抑えねばなりません。その分経済活動が緩慢になりますからこれを補填する為、政府は資金を円滑に融通しなければなりません。今一つ国の責務は安心安全なワクチン接種を一日も早く実施しコロナと対決する事です。

最後に一言。石破氏との食事では皆様からのご批判を受け、大いに反省しております。

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