日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

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国産ワクチン生産を怠る失敗

やっと日本にもコロナ感染症に対抗するワクチン入手に目処が立ち、先ずは医療従事者から接種が始まる事になりました。これで何とかコロナ拡散を抑制出来るのではと一安心しています。そして緊急事態宣言も地域によっては思ったより早く解除になり、国内の人の移動も活発化、海外から入国する人達も一昨年の三千万を超える程は届かないとしてもビジネスの人達や観光客も続々日本を目ざすと思います。

ワクチンが我国に入るようになって心から残念に思うのはこれが日本製では無い点です。世界では米国、ドイツ、イギリス、中国、ロシア、そしてインドと自国製のワクチンを製造し、自国民は勿論の事、世界中に届けています。特に中国は国家権力を縦横に使って外交上ワクチン提供が効果的と思われる国々を選んでいるのでしょうか、上手く感謝される作戦を駆使しているように思えます。

本来なら平和外交を標榜する我国ですから何処の国にも負けない位ワクチンを待ち望んでいる発展途上の国々に援助を行うべき所です。我国政府は一昨年冬のコロナ陽性者発生以来確かにコロナの拡散防止に対応しては来ました。先進国でも患者も死亡者も少なく一応政府のコロナ対策は評価されてはいます。

しかし困った時の頼りになる存在としての世界でのワクチン援助には見るべきものがありません。後悔先に立たずですが、コロナが我国で見つかったあの時に早急にワクチン製造の作戦を立て、研究開発をし、大量生産迄の手立てに国が資金を投入していれば今日のような海外からのワクチン供給を不安な気持ちで待つ事も先ずはなかったでしょう。中国やインドの世界各国へのワクチン供給の堂々たる姿を見るにつけ国政を与る議員の一人として政策決定の失敗を残念至極に思うし、反省頻りです。

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中国の強権外交は困ります

中国の強(狂?)権的外交が目に余ります。三月十一日まで中国の国会に当たる全国人民代表大会が北京で行われました。そこでの主要決定の一つが香港における立法会(議会)代議員の選定に関する新たな規則の制定で、有り体に言えば今後代議員は北京政府の眼鏡に叶わないと、選挙に立候補すら出来ない規則になりました。一国二制度を標榜して一九九七年に英国から中国に移管された香港でしたが、その立場もとうとう有名無実になりました。

香港住民の苦悩もさることながら我国も中国の不法実力外交により尖閣諸島周辺で連日海上保安庁の船舶が出動を余儀なくされ、中国海警船舶と対峙しています。尖閣諸島は日本国の領土であり、であるが故にその島々には領海があり、その周りに接続海域があり、島々から二百カイリの周辺は排他的経済水域ですから日本の漁船は堂々と漁をする事が出来るのです。

所が中国は一九九二年に勝手に領海法を定め、尖閣諸島を自国の領土と認定したのです。ですから彼等の立場に立てば尖閣諸島領海(十二カイリ)内で漁をする日本漁船は中国の国内法違反ですから拿捕の対象です。

勿論我国はこの様な中国の行動は我国国内法を逸脱していますから絶対に認められません。そこで我国は海上保安庁の巡視船を常に派遣して中国海警の身勝手な動きを抑止して来ているのです。先日も海上保安庁高官OBの講演を聞きました。尖閣諸島周辺での緊張した日中両船の駆け引きの模様が理解出来、我国の保安官諸士の抑制された態度、行動に心から敬意を表しました。

尖閣諸島周辺の日中船舶の警備に関し我党の中には「実力行使も辞さぬ覚悟で我方も!!」と元気を出す人達もいますが、元々尖閣諸島は我国の領土ですから外交手段、何とかトップ同士の話合いで鎮静化すべきです。

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