日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

2012021/05

再び緊急事態、ワクチンを一日も早く

コロナ禍の下再び東京、大阪、京都、兵庫の四都府県が緊急事態宣言対象になりました。

我国では今回で三度目の緊急事態宣言、一昨年晩秋に中国武漢でのコロナ発生以来、早や一年半が経過の中での事です。あの折は上手くコロナ禍を終息させた中国の状況から我国も半年もすればこの感染症もコントロールされて平穏な日々を取り戻すことになろうと私達は可成り楽観的でした。しかし一方でヨーロッパでは今日のコロナ蔓延の予兆もあり、第一次世界大戦後に流行したスペイン風邪経験からでしょう、EUが協力してワクチン生産に挑戦していました。

一方「我国」政府は、専門家の意見を聞きながら国民の日常の行動に対して実行すべきマスク装着、手洗いの励行、「三密の排除」等は指示して来ましたが、ワクチンの自国での開発に資金と人材の集中を決定しなかったが故に、明らかに今日迄ワクチン調達が儘ならず、コロナ終息の決定打を持たぬ不安を解消出来ません。

学ぶべきはイスラエルで、コロナ流行の兆しを一早く察知すると、ワクチン製造企業と即座に契約して入手を可能にしたのです。この国は周りを敵対するアラブ諸国で囲まれているが故に、安全保障に関しては人一倍注意を払い、核のみならず、生物化学戦争にも準備怠らず、今回のコロナ流行もこの考慮の一環です。既に国民の七割近くがワクチン接種を終り、国民生活は日々の安定を取り戻しています。

残念ながら我国は、コロナ終息の切り札のワクチン自主生産を行わず、その輸入も思うように行われずで、これ迄の所国民の僅か一・五パーセントがワクチン接種を終っただけです。コロナ対応のこの遅れの検証と反省は流行終息後に必ず行わなければなりません。先ずは何とかしてワクチンを国民全員に届け、平穏な生活を再構築しなければなりません。

2022021/05

コロナ収束の選択は強圧型か良識型か

東京、大阪、京都、兵庫に緊急事態宣言が発せられ、今月一杯は解除無しとなったのですが、残念ながら我ふる里福岡もこの所のコロナ陽性者急増で、緊急事態の仲間入りをして仕舞いました。愛知も又そうです。

コロナ発生の国中国は強権発動で人の動きを徹底的に管理し、コロナ陽性検査をし、罹患者は病院を含む諸施設で隔離し、自国製ワクチンの生産を急ぎ、国外からの人の入りを厳しく監視し、今日ではほぼ百パーセントコロナ禍コントロールに政府は成功しています。更にはワクチンの輸出も行い、自信満々です。

一方中国と比肩する人口を持つインドでは、政府のコントロールが既に出来ない程爆発的にコロナ患者が増え、新聞報道では連日約四十万人の人が感染しています。コロナ発生の初期段階ではインドは英国の製薬企業と提携してワクチン生産を行い、国内接種を始めましたし、隣国のバングラデシュやスリランカにワクチンの提供をもする余裕を見せていました。

他国のコロナ禍の現状を批判する程、我国のコロナ対策が上手く行っているとは思えませんが、世界の国々のコロナへの対応を比較すると、国の関与の強弱がこの世界に広がる感染症の収束に影響を与えていることが明確に示されています。

人権よりコロナ退治とばかりに高圧的に国民を管理した中国、又それに類似の政策を執ったベトナムは、確かにコロナ禍から脱したようです。一方ワクチンを自国開発したにも拘らず英国や米国、そしてEU等の自由主義先進諸国はワクチンの効果で罹患者数は減少気味ですが、中国のような徹底収束とは行きません。

自由主義の日本は先ず国民の良識に訴え、緩い形の管理を西欧に似て行っています。人の命の為、と人権制限を行使する中国型が良いのか…。我国は早くワクチン接種をして、矢張り良識型の方が先進的である事を示したいものです。

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