日頃の思いを綴る 「すずきの通信」

毎月2回発行する「すずきの通信」 バックナンバー

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コロナ感染議員の意見

今回も再びコロナに関係した話をさせて頂きます。国会の同僚議員の中にも私が知っているだけで五人がコロナで入院をし、何とか回復して国会に戻って来て、私達を安心させた例があります。

実はその中の一人は私の四つ隣りに座っていて、時には間を飛ばしてお互い少し大きな声で会議の始まる前に話したりしていました。お陰様で私達の間に座る三人も私同様感染してはいません。幸運だったのでしょうね。それともマスク着用の言い付けをチャンと守った効果でしょうか。

コロナ入院の議員の二人が新聞のインタビューに答えて体験談と、そこで疑問に思った事への意見を述べていました。そのうちの一人は議員感染第一号で昨秋の事でした。熱があるので病院に行き、抗体検査で即コロナ感染が判り、入院、氏の数日の行動も把握されていたのでチェックして、コロナウイルスは誰にも感染していなかったそうでラッキーでした。しかし発症前に訪ねた食堂には○○氏が来店したので暫く休業しますと貼紙があったそうです。氏は損害賠償の責任はありませんが、自らの体験から改正新型インフルエンザ対策特別措置法に「感染を理由に謝罪、金品の要求は不可」の一項を加える尽力をしたのです。

今一人の私の近くに座る人は可成り重篤になりECMO(体外式膜型人工肺)も装着した様で、暫くICU(集中治療)も受け、十日間点滴のみで過ごしたので体重が八キロも痩せて仕舞いました。元々太っていたから体重が減って動き易くなったと災を転じて何とかの状態です。

氏も政治家、秋迄に衆院は必ず選挙がありますし、コロナが収まらないと選挙運動も低調で、三密を恐れて投票に行く人も減少するかもしれませんと心配していました。しかし憲法に従えば衆院議員の任期は四年、この間に必ず選挙をしないといけませんからコロナ感染の危険の中での国政選挙になるのでしょうか。

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聖職裏切る教師を罰する法律

今国会で議決された法律の一つに「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」があります。読んで字の如し、この法律はこの所しばしば発生していると思われる教職員がその立場を悪用して生徒にする性的行為を防止し、又その行為者を罰する法律です。教職員所か人間としてしてはならない行為を防止するのは当然ですが、この様な法律を必要とする社会が存することを憂えざるを得ません。

誰もこの法律に異論があろう筈はありません。と言うより私が怒り、情無く思うのはこの類の大人が教育界に存在して、自らの行動に自己責任を負う迄に成長していない生徒の心身を踏みにじり癒えない傷を与えている点です。教師は聖職か、いや教師とて人間、喜怒哀楽があって当然です。しかしそこには職業が求める倫理、道徳があるのです。であるが故に教師は聖職に限り無く近いと私は思うのです。

自らの小、中学校、高校時代、既に六十年以上前を何とか思い出して見ても、教師は優しくもあり、又厳しくもありました。確かに教師から拳骨で殴られた事もあれば、放課後暗くなる迄組対抗ドッジボール大会の練習に一緒に泥まみれになったのも思い出です。学校給食が始められる前は貧困が故に弁当を持って来れない生徒にしばしばコッペパンを教師がプレゼントしていたのも私は見ました。

時代の移り変わりで教師の生徒に対する教育、指導も変化して行くでしょう。私はもっぱら学校教育、行事は妻任せ、子供達の成績も特に関心を持つ事もありませんでした。私は教師は優しく、又厳しいもので生徒の範であり、信頼をするに値する人が教師なのだと信じていましたから。

世の中が変わっても変わってはならない価値観があります。教師は生徒の鑑であることもその一つです。故に教師は聖職に近いのです。今回の法律改正の因となった一連の教師は言語道断、人間失格ですし、この法律の議決に賛同せねばならなかった私は寂しさ頻りでした。

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